MFT(口腔筋機能療法)とは?
- TOP >
- MFT(口腔筋機能療法)とは?
口腔筋機能療法(MFT)とは、
分かりやすく言えば「お口まわりの筋トレ」です
歯ならびは、幼少期の生活習慣や癖などの影響で乱れることが少なくありません。例えば舌をベッと突き出す癖や指しゃぶり、アレルギー性鼻炎などによる口呼吸などがある場合は要注意です。口腔筋機能療法(MFT)はそういったお口まわりの筋肉の不調和を、舌や口唇、頬などの口腔顔面筋のトレーニングを通して整えていく療法です。
当院のMFT(口腔筋機能療法)
まず知っておいていただきたいのは、「咬む」「飲み込む」「呼吸する」といったお口の機能は、当たり前にできているようで、意外と当たり前に身につくものではないということです。
当院の口腔機能トレーニングは「口腔機能を鍛え上げる」と言うより、弱い部分を補ったり、3~5歳ごろまでに備わってほしい正しいお口の習慣を身につけたりすることを目的に行います。そのため、レッスンはできるだけシンプルに、飽きずに続けられる工夫が大切になります。当院では患者さまご一家の立場に立って、現実的に続けやすいトレーニング内容をレクチャーいたします。
MFT(口腔筋機能療法)で伝えたいこと
スポーツに「正しいフォーム」、デスクワークに「正しい座り方」があるように、お口にも「正しい姿勢」があることを知っていただきたいと思っています。お口の「正しい姿勢」を身につけることで、歯ならびの乱れを予防できるようになるのです。
トレーニングすること、それ自体が目的ではありません。お口を閉じてお鼻で呼吸する、舌を常にスポットに位置付けて正しく飲み込む、左右均等に正しく咀嚼する。正しいお口の習慣を身につけることが目標です。
咬み合わせ・歯ならびを悪くする10の癖
- よだれがよく出ている
- 食べる時にくちゃくちゃ音がする
- お肉などの歯ごたえのあるものが噛み切れない
- 早食い、またはいつまでもだらだらと食べている
- お茶やお水で流し込んでいる
- テレビを見ているときにお口がぽかんと空いている
- いつも唇が渇いている
- 幼児言葉がのこっていたり、聞き取りづらい発音や発声がある
- 口に何かを入れる癖がある
- 寝ているときにいびきや歯ぎしりがある
- 夜尿症がある
- 日中の食いしばりがある